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初産でふたごを経膣分娩!後編 ついに出産

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こんにちは!2歳のふたご姉妹を育てるママ、はなです。

今回は初産でふたごを経膣分娩したわたしの出産時の記事になります。

37週に入ってから出産までの記録になりますので、これから出産するふたごママの参考になればうれしいです。

前編をまだ読んでない方は、よろしければお読みください。

目次

37週0日 先生の診察

ついに37週にはいり、これでいつ産まれても大丈夫、と一安心したわたし。

しかし、先生の診察がはじまると、ふたごの場合37週で産むのがいいということでさっそく明日から陣痛促進剤を使うということでした。

はな

きのうまでは安静にね、まだ出てこないでね、と先生や看護師さんに声をかけてもらっていたのが一変、陣痛がくるように歩いてね、はやく出てきてね、といわれて、本当にいよいよなんだなと実感しました。

このとき子宮口は2センチくらいといわれていました。

さきにお断りしておくと、ここまでは母子手帳にメモを残しているのですが、ここからは産後までメモなどはとっていなかったので、わたしの記憶で書いています。細かいところは間違えているかもしれませんのでご了承ください。

37週1日 誘発1日目

いよいよ陣痛促進剤を使って誘発が始まりました。

わたしの入院していた病院は大きな総合病院で、分娩室も8部屋並んでいます。

部屋の前を通ると出産中の妊婦さんの大きな叫び声が聞こえてドキドキしました。

わたしはじぶんでは痛みに強い方だとは思っているけれど、どうだろう。

あんな風に叫ぶほど痛いのかな、と思いながら分娩室に入りました。

そして、ついに促進剤を使って誘発スタート!

ただ、結局この日は陣痛はきませんでした。

時々おなかの痛みはあるのですが、全然我慢できるレベル。

これくらいなら我慢できるな、なんて思いながらも、この日は午後になっても陣痛はこなかったので、次の日に延期になりました。

37週2日 誘発2日目

昨日と同じように誘発がスタートしました。

この日は金曜日。

土日はスタッフの数が少なくなるので、もし今日産まれない場合は土日はお休みしてまた月曜日に誘発をスタートすると先生に説明をうけて、びっくりしたわたし。

ふたごの場合、新生児科の先生も2人来てくれると事前に聞いていたので、うちのふたごは小さいのでNICUに行くだろうな、と思っていたわたしは安心していたのですが、土日にもし産まれたら、バタバタするのかな、と思うと今日中に産みたい!と思いました。

ただ、促進剤を使っても昨日とあまり変わらず。

部屋の中を歩いたり、しゃがんでみたりとしましたが、結局陣痛はきませんでした。

37週3日 誘発お休み1日目

土日はお休みなのでしょうがないと思ってのんびりしつつ、NSTや血圧をはかりにきてくれる看護師さんたちに教えてもらった乳頭マッサージをしたり、歩いてみたり。

とくに乳頭マッサージはやった方がいいということで、できることをやるしかないな、と思いながら一生懸命やりました。

結果的に、わたしはこの乳頭マッサージが効果があったようなのですが。

この日もなにもなく、終了。

37週4日目 誘発お休み2日目

この日も日曜日のため誘発はお休み。

日中はいつも通り過ごしました。

夕方、たくさんいる看護師さんの中でも、よくわたしを担当してくれる看護師さんが今日は夜担当です、と来てくれてお話。

本当に産まれるか心配になってきました、と話すと、看護師さんが乳頭マッサージを再度教えてくれたのでまたやってみたのでした。

すると、夜の10時頃、最初は生理痛の様な、すこしおなか痛いかも?と感じることが。

初めての経験なのでこれが陣痛?でも促進剤使ったわけでもないし、とよく分からないのでしばらく様子を見ていました。

陣痛アプリをいれていたので間隔をはかって、だいたい10分おきかも、と思ったのでナースコールをしたのがちょうど夜中の0時頃でした。

37週5日目 ついに出産!

分娩室へ

看護師さんにしばらくついてもらって、やはり陣痛だろうということに。

わたしはナースステーションから遠い大部屋に入院していたので、とりあえずナースステーションに近いひとり部屋に移動しました。

それが夜中1時くらいだったと思いますが、そこで看護師さんからこれから分娩開始になりますね、と伝えられて、いよいよだ、と思いました。

最初はこれが陣痛?と思うくらいの痛みだったのが、だんだんと5分間隔くらいになり、かなり痛くなってきました。

看護師さんに腰をさすってもらってなんとか耐えられるくらい。

そのまま時間がすぎ、朝方5時くらいからは3分に1回くらいの強い痛みに。

よく知っている看護師さんで良かった、と思いつつ、まだまだですか?と聞いてみました。

看護師さんが分娩室の担当の助産師さんと連絡をとり、まず分娩室に移動しようということに。

車いすで移動させてもらっている間もかなり痛くて、まだまだなのかな、と心配な気持ちになりながら移動しました。

そして、分娩室に入り、車いすからおりようと立ち上がった時に急に破水!

破水も、どんな感じだろう、分かるのかな、と思っていたのですが、わたしの場合はパン、とおなかの中ではじけるような感覚があり、すぐに結構な量の羊水がでてくる感じがありました。

びっくりして、こんなに羊水がでて赤ちゃんたちは大丈夫なのかな、と一瞬パニックに。

助産師さんに破水しました、と伝えるとそろそろご主人に連絡してください、と言われました。

わたしの病院では出産時の立ち会いのみコロナ渦でも可能で、出産が近くなったら連絡してきてもらう、という形だったので、いよいよだ、という気持ちともう陣痛が痛すぎてはやく終わってほしい、という気持ちでした。

ちなみに、立ち会いはわたしも夫も希望していなかったので、廊下で待っていてもらって、出産が終わったら部屋に入ってきてもらう様にしていました。

夫に連絡したのがたぶん朝の6時前だったと思います。

ついに出産

それからすぐに分娩台に。

ここで、ふたごのうちひとりを出産した後、もうひとりを産むまでに陣痛がおさまってしまうと困るということで、陣痛促進剤の点滴もスタート。

もうこの時にはかなり痛くて、陣痛がくるたびに痛い、痛い、と叫んでしまっていました。

陣痛がおさまると少し冷静になって、初対面の助産師さんにこんなに叫んで恥ずかしいな、とか一瞬考えるのですが、陣痛がくると本当に痛すぎてまた叫ぶ感じ。

助産師さんが腰を押してくれると少しだけ痛みが和らぐので、たまに助産師さんがちょっと席外しますね、というとだめ-、行かないで、とお願いしてしまうくらい痛かったです。

わたしの場合、陣痛がきてもいきんではだめ、ということでいきみ逃しをすることが1番痛くてつらかったです。

分娩台にのって30分するころには、陣痛がきてもいきまないようにするのが本当につらすぎて、聞いてまだまだだったらいやだな、と思いつつもつい、後どれくらいですか、と聞いてしまいました。

すると後1時間くらいかな、と助産師さん。

初産なのでもっとかかると思っていたわたしはそこでやっと終わりがみえた気がして、少し安心しました。

あと1時間ならなんとか頑張れる!

はな

そこからはとにかく陣痛がくると息をはいてみたり、少しでも痛みをなくそうと頑張ってみたのですが、わたしの場合はあまり効果はなかったです。笑

とにかく痛みをこらえることで必死で、はやく産みたい!と思っていました。

そして、1時間くらいたったころ、そこまでは助産師さんと二人きりだったのが、ようやく先生がきました。

子宮口を確認して、全開になっているから、いきんでください、と助産師さん。

わたしは産前は産む瞬間が一番痛いと思っていたのですが、わたしの場合とにかくこの出したいのに我慢しなければいけないいきみ逃しが一番つらかったので、ここからは痛くてもといきんでもいいという気持ちであまりつらくありませんでした。

そうはいっても、もちろん痛い。

何回目かにいきんだ時に、少し切るね、と言われて会陰切開しましたが、陣痛のほうが痛すぎて、はいはい、切ってください、という感じでした。笑

出産前は会陰切開なんて、想像するだけで痛いと思っていましたが、出産中はそんな痛み全く感じないほどで、今考えると本当に陣痛って痛かったんだな、と思います。

そして、何回目か、いきんだ瞬間に出てくる感覚があり、1番ちゃんが産まれました!

赤ちゃんですよ、とわたしの顔の横に1番ちゃんの顔を抱いてみせてくれたときは、かわいくて感動で胸がいっぱいに。

小さかったので、抱っこはできずそのまま新生児科の先生に連れられていきました。

気がつくと、さっきまで助産師さんと二人きりだった部屋には、担当の先生や新生児科の先生、助産師さんに看護師さんと10人くらい人がいました。

こんなにたくさんの人がいてくれるから大丈夫、と思ってもうひとりのお産に集中。

そしてそれから15分後、2番ちゃんがでてきてくれました。

2番ちゃんのほうが小さかったからなのか、それとも2回目だったからなのか、2番ちゃんの方が比較的スムーズだった気がします。

2番ちゃんの顔も見せてもらい、やっと一安心。

ああ、無事に産まれてくれて良かった、と泣きそうになりました。

出産後

その後は、胎盤をだす処置。

知らなかったのでびっくりしました。

はな

けっこう痛かったけど、もう陣痛を経験したらどんな痛みでも耐えられると思いました。

胎盤を見せてもらい、わたしには分からなかったけど、やっぱりふたごちゃんだから大きいね、と言われて、そうなんだな、と感心しました。

そして、夫が部屋に来てくれて、久しぶりに再会。

今思えば出産が無事に終わったことや夫と久しぶりに会えたうれしさでこのときはちょっと産後ハイのような状態になっていたかもしれません。

夫と話していると助産師さんが朝ご飯を食べれるかな?と運んできてくれたのですが、ほぼ完食して、夫にも元気そうでよかった、と笑われるほどでした。

ちなみにこの後貧血になってしまうので、この時に食べておけて良かったと思いました。

その後、ふたごちゃんたちが保育器に入り、会えるのでどうぞと言われてNICUに夫と向かいました。

その時は元気だったので、なんだか車いすに乗るのが恥ずかしくて歩いていけるよ、と夫にいったのですが、念のため車いすで行くことに。

どきどきしながらNICUにはいると、ふたつ並んだ保育器の中に、1番ちゃんと2番ちゃんがいました。

出産時の体重は1番ちゃんが2100グラム、2番ちゃんは1700グラムとふたりとも小さくて、ああ、こんなに小さかったんだ、という気持ちや、さっきまでふたりがおなかにいたんだな、といろんな感情が。

夫も初めてふたりに会って、かわいいね、ととてもうれしそうな表情。

そして、担当の先生に小さいけれど、ふたりとも元気ですよ、と説明してもらえて、ここで本当にほっとすることができました。

そして、安心して緊張や産後ハイがとけたのか、ここから具合が悪くなってしまいました。

ふたごちゃんの横で夫と説明を聞いていたのですがなんだかなにも頭に入ってこなくて、ぼーっとしていた様で、気がついたら先生に大丈夫?と聞かれていました。

夫にも、顔が真っ青だよ、と言われて初めて貧血気味だと自覚しました。

結局その後の説明などは夫にきいてもらって、わたしは部屋に帰って横になりやすみました。

出産時に助産師さんにふたごちゃんにしては出血量が少ないですよ、と言われたのですっかり油断していたのですが、後日改めて母子手帳を見ると、出血量は570mlで多量の欄にまるがついていました。

しばらく休んで回復し、夫に連絡したり、実家の家族や友達に産まれたよ、と報告。

みんな月曜日から誘発再開、と言っていたのに、陣痛が来てもう産まれた、という報告にびっくりしていましたが、とても喜んでくれて、わたしも長かった妊婦生活が終わったな、ついにふたりが産まれたんだな、と改めてうれしく思ったのでした。

まとめ

初産でふたごを経膣分娩したわたしの出産体験について書いてみました。

小さかったふたごも今では2歳、体重もふたりとも10キロを超えるほど元気に成長しています。

産後は疲れからかわたしもしばらくは体調があまり良くなかったのですが、いまでは元気に育児に奮闘しています。

この記事が、少しでもこれからふたごちゃんを出産する皆さんの参考になればうれしいです。

母子ともに健康でありますように!

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